GAME / 2026
どうぞ、
おかけください。
「すみません」と人を席へ押していたら、自販機も、字幕も、地球まで。誰から、どちらから押すか。譲り合うほど少しおかしくなる、10の短いゲームです。

PLAY / v1.2.0
お席は、こちらです。
日本語版・全10場面。長い会話を読む前に、まず動かしてみてください。WASD・矢印キー、またはドラッグで操作できます。

起動するまでゲームは読み込みません。スマートフォンでは横向き・全画面での操作がおすすめです。
- 01
まず、見る。
入口をふさぐ二人、羽を広げるハト、後ろが見えない映画館。相手と席のあいだに、小さな困りごとがあります。
- 02
どちらから、押す?
青いものを動かして、相手を足あとや席へ。正面からでは詰まるなら、先に一人を横へ。操作は同じでも、順番と向きで結果が変わります。
- 03
ひと押し、直す。
お礼のおじぎが隣の人に当たったら、配置を直す。Zで戻せます。後半7場面はクリア後も動かせるので、反応をもう一度試せます。
GAME DESIGN / 日本語 PDF
「座る」を、遊びにする。
各話を一頁ずつ、場面・目標・考える点・相手の反応・笑いどころで解説。初期の試遊と作者自身の再プレイで見つけた課題、5段階の改善もまとめています。
MAKING & CREDITS
制作について
- 企画・制作
- 王家進 / Kashin Ou
- 開発支援
- Codex
- 音声
- macOS Kyoko(合成音声)
- ゲーム内書体
- Zen Maru Gothic / SIL Open Font License
掲載画像はゲームの画面キャプチャです。実装にはAIによる開発支援を使用しています。
- 0110場面。押す順番と向きを考える
- 02初期版から、実際の試遊を重ねて改善
- 03押す → 相手が反応する → 配置を直す
座るだけ、から会議室へ
最初の試作は、人と椅子を置いたシンプルなものでした。実際に人に遊んでもらうと、座らせるだけでは退屈だという課題が見えました。操作に目的や状況が必要だと考え、会議室を舞台にして、誰をどこへ案内するのかが伝わる場面へ変えました。
触ったときの反応を増やす
会議室にした後の試遊でも、まだ味気ないという課題が残りました。そこで、人にぶつかると「すみません」「通ります」が繰り返される反応を追加しました。丁寧な言葉が重なるほどおかしくなる、少ししつこい間を狙っています。移動の手軽さを保ちながら、触ったときの反応を作る変更です。
広げたあと、薄くなった手応え
試遊の意見をもとに会議室以外へ舞台を広げ、10場面にしました。その後、自分でも後半を遊び直し、物を決まった場所へ運ぶだけになっていることに気づきました。v1.1では連鎖する押し合いや動く皿など、操作中の返事を増やしました。しかし、もう一度遊ぶと「反応は増えたが、どう押すかを考える場面はまだ少ない」という課題が残りました。
押す順番と向きに、考える余地を
v1.2では「すみませんと言いながら、相手を決まった場所へ押す」を全話の軸に据えました。自販機は入口の二人を外側へ、映画館は全員を座らせたうえで字幕が見える配置へ。回転寿司では湯のみを押して皿を止め、宇宙では土星の輪の端を押して狭い通路を通します。順番・方向・空間の使い方が結果を変える改修です。新しい企画書には各話の目標、判断、NPCの反応、笑いどころを一頁ずつ記載しました。新版の面白さは、次の人による試遊で確かめます。